表題番号:2020C-480 日付:2021/04/06
研究課題キネシンの確率微分方程式を用いた数理モデルの研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 登口 大
研究成果概要
本年度はキネシンの確率微分方程式を用いた数理モデルを構成し、そのモデルの妥当性を検証することを計画していた。決定論的微分方程式のモデルを参考にし、確率微分方程式のモデルを立てることができた。さらに、その方程式の解の一意存在性を得ることに成功した。しかし、新型コロナウイルスの影響で研究打合せが思うようにできなかったため、当初予定していた構成したモデルの妥当性の検証までは研究を遂行することができなかった。今後は、引き続きこのモデルの妥当性、すなわち、解の数値解析を研究していく予定である。