表題番号:2020C-445 日付:2021/05/19
研究課題在タイ日本人の個人文書を初めて本格利用した近代国家移行期タイの社会構造の実態解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 村嶋 英治
研究成果概要

主に1945年以前に渡タイした日本人仏教者に関して、その人名、期間、関連資料等を調査した。同時に、日本人仏教者が在タイした当時のタイ仏教の実態について、当時のタイ官報、関連雑誌、アーカイブズ資料、葬礼記念本等、タイ語資料を幅広く閲覧した。

 また、日本の領事館がバンコクにおかれた1897年以来、1941年まで毎年在バンコク領事が、本省に報告した在タイ日本人の人口、職業調査を、アジア歴史資料センター及び外交史料館(コロナ対策のため閲覧時間に制限はあったが)で収集し、在タイ日本人の職業の特徴についての分析を行った。