表題番号:2020C-405 日付:2021/04/09
研究課題過酷な運動による中枢神経系の可塑的変化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 講師 中川 剣人
研究成果概要

巧緻性を伴う運動スキルトレーニングが中枢神経系の可塑的変化を誘導することが知られているが、巧緻性を伴わない一過性の過酷な運動を行うことによってどのように中枢神経系が可塑的に変化するかは不明である。本研究では、被験者に長時間のランニングを課し、その前後での脳構造変化を検討した。脳構造測定には、MRIを用いて、脳のT1強調画像を取得した。解析では、Voxel-based morphometry (VBM)による局所的な灰白質容量変化を検討した。その結果、運動前に比べて運動後に灰白質量が減少した領域はなかったが、左半球中前頭回のボリュームが増加する傾向にあった(p < 0.001, uncorrected)。今後、さらに頑健な統計処理を実施するため、追加実験を行っていく。