表題番号:2020C-396 日付:2021/02/07
研究課題デスクワーカーの座りすぎ是正対策を推進するためのプログラム開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 岡 浩一朗
(連携研究者) 早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授 石井香織
(連携研究者) 筑波大学体育系 准教授 柴田愛
研究成果概要
デスクワーカーの腰痛や肩こり、抑うつ症状等に起因するプレゼンティズム (出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題により十分な業務ができない状態) により、労働生産性の低下が大きな社会問題となっている。主な原因の1つとして「座りすぎ」が強く関与していると考えらえるが、その是正対策に関しては十分な研究成果の蓄積がなく、未だ有効な方法は確立されていない。本研究では、座りすぎ是正対策の推進に向けた科学的基盤を構築するために、先行研究の知見を基に、デスクワーカーの座りすぎを解消させるための個別、環境、組織アプローチの重要な要素を抽出し、それらを組み合わせた包括的プログラムの開発を行った。