表題番号:2020C-386
日付:2020/04/09
研究課題無信号横断歩道の歩行者安全を確保するトラフィックヒエラルキーの導入にかかる研 究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 加藤 麻樹 |
(連携研究者) | 人間科学学術院 | 助手 | 友野貴之 |
- 研究成果概要
- 無信号横断歩道通過時のドライバーの運転行動に着目し,要因をSHEL モデルに当て嵌め,無信号横断歩道における 歩行者優先の原則に対するドライバーの運転行動を定量的に示す研究を実施した.その結果,交差点構は譲る割合について有意差が示された.また天候条件と時間条件は 運転行動に影響を与えていた一方で,譲る割合に影響がなかった.視認性の低下は構による影響が大きい.譲る割合に影響がない 一方で,運転行動に影響を与えていた.大学生被験者と教官被験者の間で譲る割合に差が認められた.ブレーキ回数について大学生間では有意差が認められた一方,教官被験者には差がないなど,教官被験者は無信号交差点でも停止行動に一定の安定性があると考えられる.