近年、ウェアラブルデバイスやセンサーにより歩数、睡眠などの活動量・生活データ、血圧、心拍などの健康関連データを含む個人に関わるパーソナルデータが持続的に収集し蓄積することが可能となった。本研究では、パーソナルデータを分析することにより個人モデルを構築し、それに基づきヘルスデータを比較しながら分析する、個に適応する新たな手法を提案し確立することを目的とする。具体的には、ヘルスデータを収集し、個人の現在のデータと過去のデータを比較分析するとともに、年齢や生活習慣など何らかの類似性を有する他の個人またはグループとの比較分析を行う検証実験を行った。研究成果の一部は国際会議や学術論文誌に発表している。