表題番号:2020C-375
日付:2021/03/16
研究課題食品成分による腸-臓器連関制御における分泌性オートファジーの役割の解析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 原 太一 |
- 研究成果概要
オートファジーは細胞内成分のリサイクリングシステムです。また、オートファジーは、炎症性サイトカインやフェリチン(鉄貯蔵たんぱく質)などの様々な細胞内成分の分泌にも機能することが明らかになっている。しかしながら、食品成分による腸-臓器連関制御における分泌性オートファジーの役割については、ほとんど知見がないというのが現状である。そこで本研究では、食品成分の腸-臓器連関制御機構における分泌性オートファジーの役割を理解することを目的に、ヒト腸管上皮モデル細胞のオートファジーを制御する食品成分を探索した。