表題番号:2020C-367
日付:2021/04/09
研究課題中高年のこころの習慣と脳のコホート研究-精神的健康の予測と改善を目指して
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 熊野 宏昭 |
(連携研究者) | 人間科学学術院 | 助教 | 高橋徹 |
- 研究成果概要
- 早稲田大学の卒業生を対象としたコホート研究のための準備を進めた。具体的には、脳の変化を媒介して高い幸福度をもたらすと想定している心の習慣であるマインドフルネスを簡便に測定する尺度の開発を行った。マインドフルネスとは、現在の体験にありのままに気づく心のあり方であり、Five Facet Mindfulness Questionnaireなどの自己評定尺度で測定するのが主流であるが、39項目と比較的項目数が多く負担があるという問題があった。特に、本研究課題のコホート研究は、その他にも多くの測定を実施するため、少しでも負担を減らすことが重要であることから、項目数を削減した短縮版の開発を行った。