表題番号:2020C-315 日付:2020/11/07
研究課題多言語コミュニケーション環境を用いたグローバルなミッション駆動活動の支援
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 国際理工学センター(理工学術院) 教授 石田 亨
(連携研究者) 立命館大学 准教授 村上陽平
(連携研究者) 京都大学 准教授 Lin Donghui
研究成果概要

多言語コミュニケーション環境を用いたグローバルなミッション駆動活動として、ウィーン大学との研究協力により、現地の言語を理解しない難民を支援する研究を進めている。具体的な課題としては、各種の申請などの行政文書を理解するための支援を取り上げる。欧州に到着した難民が等しく最初に直面する言語的課題であるからである。言語支援を実現するプラットフォームとして多言語協働環境を初期的に構築した。このプラットフォーム上に、携帯端末で利用可能な難民向けの文書作成支援システムのプロトタイプを実装した。これによって、研究成果を効果的に多言語コミュニケーションの現場に適用する環境が整った。また並行して、協働支援環境における参加者の協働品質の改善に着目して研究を進めた。