表題番号:2020C-298 日付:2020/10/21
研究課題運動実施時間帯の違いが血糖値および体内リズムに及ぼす影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 講師 金 鉉基
研究成果概要
 本研究では、運動実施時間帯の違いが血糖値および体内リズムに及ぼす影響について検討を行う予定であったが、コロナの影響により予定どおりの研究遂行ができなかったため、既存の採取データを用いた追加分析をおこなった。健康な若年男性8名を対象とし、中等度強度の持久性運動(3/週)の短期介入(1週間)を行った。その結果、朝・夕の持久性運動ともHDL-Cの改善が見られた。一方、中性脂肪およびApoBでは、夕の持久性運動でのみ有意な改善が見られた。したがって、朝の持久性運動に比較して夕の持久性運動が血中脂質の改善のためにより有効かもしれない。