表題番号:2020C-274
日付:2021/04/02
研究課題対戦型スポーツにおける選手の到達距離を考慮した集団ダイナミクス
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 山崎 義弘 |
(連携研究者) | 中央大学 | 助教 | 成塚拓真 |
- 研究成果概要
- 対戦型スポーツとしてサッカーに着目し、統計物理学の視点から選手の到達距離を考慮することによってフィールドに選手の影響力を表す量を導入した。そして、群れを構成している各要素の役割を評価する手法を確立した。具体的な実施事項は以下の通りである。(1)サッカーのトラッキングデータを用いて、選手の配置に依存した影響力をフィールドの各位置に定義した。(2)フィールドに対する影響力とこれまで研究してきたドロネー三角形分割により得られるネットワークを用いて各選手の攻撃・守備におけるパフォーマンスの評価を行った。本研究を通して、サッカーのみならず対戦型スポーツ全般において適用可能な評価手段の確率が期待される。