表題番号:2020C-214
日付:2021/03/17
研究課題光学透過型Mixed Realityデバイスを用いた音の感覚量分布の可視化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 及川 靖広 |
- 研究成果概要
- AR/MRデバイスを用いた音場計測・可視化システムを提案してきた。これまでのシステムでは物理量の一つであるインテンシティの空間分布を計測し音のエネルギーの流れを可視化してきた。しかし、人間の感覚は物理量そのものを感じているのではなく、人間が知覚している音空間の把握には感覚量の空間分布を求めることが重要となる。本研究では、これまでのシステムを高度化し、物理量(エネルギーの流れなど)と感覚量(ラウドネス(聴覚が感じる音の大きさ)など)の空間分布、時間変化を提示可能とした。音響信号をもとに生成される視覚的に確認できない他の物理量についても適用を検討し、その有効性を確認することができた。