表題番号:2020C-210 日付:2021/02/11
研究課題実神経細胞回路の接続と自発発火パターンの制御
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 谷井 孝至
(連携研究者) 早稲田大学理工学術院 助手 服部晃平
研究成果概要
マイクロパターニング技術を用いてガラス基板表面に細胞接着領域と非接着領域をパターニングし、個々の直径100umの円形パターン上でオータプスを有する孤立した単一神経細胞を成長させた。この単一神経細胞の自発発火パターンを計測した結果、長いバースト発火、周期的バースト発火、および、短いバースト発火に分類され、さらに、この3種の自発発火パターンがHodgkin–HuxleyモデルにおけるAMPAおよびNMDAコンダクタンス成分の寄与によって説明できること数理モデルを用いて明らかにした。