表題番号:2020C-182 日付:2021/04/09
研究課題日本のスター・サイエンティストのスタートアップへの関与の成功モデルに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 大学院経営管理研究科 准教授 牧 兼充
研究成果概要
スター・サイエンティストとは、卓越した研究業績を残す少数のサイエンティストのことを指す。本研究では、大規模データセットを構築し、日本のスター・サイエンティストの現状を分析した。現在の日本にもスター・サイエンティストは多数存在し、特に1995年来の日本のナショナル・イノベーション・システムの変革以降、多数のスタートアップを設立し、新産業創出に貢献していることが明らかになった。それと同時に、スタートアップに関わるスター・サイエンティストは、研究のパフォーマンスもあがるという、「サイエンスとビジネスの好循環」が現在の日本においても成立していることが明らかになった。