表題番号:2020C-159 日付:2022/04/12
研究課題音素認識とミスマッチ陰性電位
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 講師 篠原 靖明
研究成果概要
 本研究では、ヒトが言語音を知覚する際に表れる脳反応を調査するため、事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳活動の内、ミスマッチ陰性電位(MMN)という成分を分析する。2021年度は脳波計測実験の前段階として、各言語において音素として確立されているものとそうでないものを刺激音とした多様な知覚実験を行った。その結果、音声の変化に対する敏感さやその識別能力に言語話者間で差があることが分かった。これらの結果をもとに、今後は音素認識の脳反応を計測する方法を探る。