表題番号:2020C-113 日付:2022/03/01
研究課題図画工作・美術科教育における「社会に開かれた教育課程」に関する調査研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 大泉 義一
研究成果概要
図画工作・美術科における「社会に開かれた教育課程」は,個々の題材ではなくカリキュラム・デザインによって具現化されるものであることを確認した。そして海外の先駆的実践であるCBAE(Community-based Art Education)等の教育実践や,デザイン思考やその限界を乗り越えようとするスペキュラティブ・デザイン等の先端理論の分析から,子どもの発想が社会投企そのものである可能性が示唆された。以上の研究を通して,令和4年度の科学研究費基盤研究(C)(課題名「デザイン思考の検討を通じた美術教育の教材開発と教科コンセプトの再構築」)の申請を行い採択を得たので、来年度より3か年の研究を開始する。