表題番号:2020C-075 日付:2022/03/22
研究課題米国における日本近現代文学草稿・原稿の調査と研究の基盤形成
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 十重田 裕一
研究成果概要
 本研究は、アメリカ合衆国の研究機関に所蔵されている日本近現代文学関連の草稿・原稿の調査と研究の基盤形成を行うことを目的としていた。しかし、新型コロナ感染拡大のため渡航ができなくなこれまでの草稿・原稿の調査に基づく研究成果をまとめる方向に方針を転換した。研究課題に関連する研究成果として、ハルオ シラネ・鈴木登美・小峯和明・十重田裕一編著『〈作者〉とは何か 継承・占有・共同性』(岩波書店、2022年3月、pp.1-512)、十重田裕一『横光利一と近代メディア 震災から占領まで』(岩波書店、2021年9月、pp.1-416、第30回やまなし文学賞 研究・評論部門)、「横光利一における本文研究の可能性――直筆原稿・メディア・検閲」『横光利一研究』第20号(2022年3月pp.105-110)を発表した。