表題番号:2020C-065 日付:2021/04/04
研究課題日中古典籍の交流と融合をめぐる研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 河野 貴美子
研究成果概要
 本研究は、日本における和漢の「文」と、日本古典籍をめぐる学術文化史をグローバルな視野から捉え、古典学の課題を改めて検討、発信していくことを目的として、具体的には、申請者が所長を務める早稲田大学総合研究機構日本古典籍研究所と北京大学中国語言文学系の共催による「中日古典学ワークショップ」開催を計画したものであった。しかし新型コロナの影響によりワークショップ開催は断念せざるを得なくなった。そこで北京大学側とも協議を重ね、2020年度は2018年と2019年に行った過去2回のワークショップの成果論文集の作成に力を注ぐこととした。現在論文をとりまとめ、2021年の刊行を目指し編集作業を進行中である。