表題番号:2020C-043
日付:2022/04/08
研究課題家事手続における子の最善の利益保護
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 法学学術院 法学部 | 教授 | 本間 靖規 |
- 研究成果概要
- 家事事件手続の研究は、私の年来のテーマであるが、本研究では主として当事者以外の利害関係人特に子の手続保障について研究を進めようとするものである。当初は、比較法研究のため、ドイツ・フライブルク大学での調査を目論んでいたが、コロナ禍で海外渡航が制限されたため、渡航の時期を遅らせて待っていたところ結局これができずに終わった。そこで本研究は当初の目的を達成することができず、資料を収集した上での基礎的な研究に留まることになった。すなわち家庭裁判所における家事事件手続の処理全般の問題の研究を行いいくつかの成果を発表した。子の最善の利益を図る具体的な手続のあり方については引き続き研究を深めたい。