表題番号:2020C-037 日付:2021/04/19
研究課題共有法の日仏比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 山城 一真
研究成果概要
 本研究においては、各種の共有を共有関係の発生原因に即して類型化することが有用であるとの観点から、実績欄に掲げる2点の研究論文を執筆・公表した。同欄(1)は、組合財産の共有に関する規律を含めて、発生原因の観点から共有を類型化することの有用性を示すことを試みたもの、(2)は、共有持分の法的性質論に焦点を当てて、共有物の管理や共有物分割をめぐる規律に関する考察を試みたものである。
 なお、本研究の実施においては、Florent Masson教授(ヴァランシエンヌ大学)を招聘することを計画していたものの、COVID-19の感染防止のために渡航が制限された結果、これを実現することはできなかった。