表題番号:2020C-026 日付:2021/04/15
研究課題Samhallの障害者雇用促進効果に関する理論研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 大学院政治学研究科 教授 福島 淑彦
研究成果概要

2020年は、Samhallを通じて働いている障害を持つ労働者のWell-beingについて検証を行う予定であった。しかし、コロナ禍の影響でSwedenを訪問してSamhallで働く障害を持つ労働者に対して直接インタビュー調査等を行うことができなかった。代替策として、Zoom等を利用してStockholmSamhall本社で障害を持つ労働者の職業斡旋等をサポートしている職員に対して、労働者のWell-beingを中心にインタビュー調査を行った。加えて、Samhallから提供された資料を分析することを中心に研究を進めた。調査の結果、Samhallから一般企業へ就職した労働者のWell-beingの方がSamhall内で働いている労働者よりも高いであろうことが判明した。