表題番号:2020C-015 日付:2021/01/14
研究課題開発途上国における初等教育の開発戦略:学生間のピア効果を用いた社会実験
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 准教授 高橋 遼
研究成果概要
経済発展や貧困削減に関する議論の中で、教育投資の重要性は古くから指摘されてきた。しかしながら、資金制約の強い途上国において、どのような教育政策が児童の学力を高め、かつ費用対効果に優れているのかという点については結論に至っていない。本研究の目的は、学生同士のピア効果に注目し、ピア効果によって初等教育における学力向上が可能なのか、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を実施して明らかにすることである。
助成期間において、実験の準備の実施、ならびに外部資金の獲得を目指した。