表題番号:2019R-077
日付:2019/12/04
研究課題PCR法を用いた新たな教材開発に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 秋山 和広 |
- 研究成果概要
- 本研究では、昨年に引き続き、PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)を利用した教材の開発を行った。主に犬を対象とした遺伝疾患を選別し、その原因遺伝子のSNP(一塩基多型)を検出する系を生徒と共に作成した。その結果、犬の高尿酸尿症と進行性網膜萎縮症の他、複数の遺伝子の変異を検出可能な実験系の構築を行うことが可能となった。本研究の継続により、課題研究のテーマとして遺伝子関連の題材を行う生徒が一定数現れるようになり、ある程度の教育的効果が見受けられた。更に、本教材を応用して、生命倫理観の育成に関わる教材作成を現在試みている。