表題番号:2019R-067 日付:2020/04/05
研究課題日本と中国による平和構築支援が国際平和秩序維持の理念と手法に及ぼす影響の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 上杉 勇司
(連携研究者) 早稲田大学 教授 大門毅
(連携研究者) 上智大学 教授 渡辺紫乃
(連携研究者) 立命館大学 准教授 廣野美和
研究成果概要
研究チームと日本政府関係者や専門者による研究会を開催し、中国の「一帯一路政策」の現状と日本外交との関係について意見交換をした。研究チームは、インド洋の環礁国家モルジブに現地調査に赴いた。モルジブにおいては、同国の政府・関係省庁への聞き取り、日本大使館、JICAモルジブ事務所、インド大使館、中国大使館への聞き取り調査を実施した。シンガポールも訪問し、シンガポール国立大学や南洋工科大学の専門家と意見交換を行った。国際開発と国際海洋秩序維持における日中協調の実績と課題を把握し、途上国の開発援助や海賊対処の分野における日中協力の可能性を確認した。