表題番号:2019R-060
日付:2020/03/16
研究課題1964年東京オリンピック出場選手の体力と健康の関係を明らかにする長期追跡研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 教授 | 澤田 亨 |
(連携研究者) | スポーツ科学研究科 | 大学院生 | 長阪 裕子 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 名誉教授 | 樋口 満 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 教授 | 岡 浩一朗 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 教授 | 坂本 静男 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 教授 | 岡田 純一 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 講師 | 川上 諒子 |
(連携研究者) | 日本スポーツ協会 | 青野 博 | |
(連携研究者) | 日本スポーツ協会 | 石塚 創也 | |
(連携研究者) | 日本スポーツ協会 | 山田 早智子 | |
(連携研究者) | 国立スポーツ科学センター | 蒲原 一之 | |
(連携研究者) | 臨床スポーツ医学会 | 川原 貴 |
- 研究成果概要
- オリンピックに参加したトップレベルのスポーツ選手においてもオリンピック参加後の競技生活からの引退や練習量の低下など環境の変化に伴う体重の変化が非感染性疾患罹患率に影響を及ぼす可能性がある。そこで本研究は、1964年東京オリンピック参加選手を対象に、オリンピック参加時の体重と、オリンピック参加後8年もしくは12年後の体重を比較し、体重の変化量別に2016年まで追跡した追跡期間中の高血圧および糖尿病罹患率の関係を評価した。その結果、オリンピック参加後に体重が増える割合が大きかった選手ほど高血圧および糖尿病罹患の危険度が高い値を示すことが確認された。