表題番号:2019R-058 日付:2021/04/09
研究課題浅草オペラ再考 ー空間特性と当事者にとっての意義ー
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 杉山 千鶴
研究成果概要
本研究課題においては、まず新聞2紙をもとに地方巡業リストを作成し特に巡業の多く行われた会場に関して調査を行った。しかしコロナ禍により地方紙や浅草オペラ専門誌の調査がかなわないため、すでに収集した資料を対象に考察した。地方巡業においてもオペラ女優による舞踊が大いに人気を得たことを受けて、後に日本のモダンダンスのパイオニアとなる石井漠(1886-1962)、高田雅夫・(1895-1929)・せい子(1895-1977)の舞踊と感覚の享受について考察した。その成果は早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所の10月例会(2020103日、オンライン開催)にて発表、さらに学会誌への投稿準備を進めているところである。