表題番号:2019R-052
日付:2020/03/23
研究課題日本における広域の農村コミュニティ形成と地域資源管理の仕組み
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 助教 | 呉 鳶 |
- 研究成果概要
- 過疎化の進行と広域行政の推進によって、農村社会の基礎単位としての集落は集落間連携による広域の農村コミュニティの構築を試みている。広域の農村コミュニティは、地域資源の有効活用による経済的基盤の確立、住民共同活動の維持、地域資源管理の新しい土台として期待されている。本研究は、広域(小学校区)農村コミュニティの形成過程とその地域における資源管理の歴史的変遷及び現状に関する調査を実施し、広域農村コミュニティの形成が地域資源管理の仕組みの構築に与えた影響を部分的に解明した。研究成果の一部は、学会誌『農業経営研究』Vol.57 No.4に掲載された。