表題番号:2019R-019 日付:2020/04/13
研究課題インバウンド客の増加にともなう観光産業におけるマネジメントの諸課題と解決策
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 長谷川 惠一
研究成果概要

 令和2年度科学研究費補助金への応募の準備段階として、科研費で申請する研究テーマにおいて、中心的なフレームワークとして利用するバランスト・スコアカード(Balanced Scorecard: BSC)の理論上の論点を整理し、管理会計の側面からホスピタリティ産業に必要な会計システムを検討した。

 とりわけ、日本のホテルおよび旅館における管理会計情報の必要性から、欧米の宿泊施設において利用されている、宿泊施設の統一会計報告様式(Uniform System of Accounts for Lodging Industry: USALI)を導入する必要性について、長年USALIを利用してホテルを運営している実務家と意見交換をした。

 令和2年度科学研究費補助金については、採択になったので、この機会を活用して一層の研究の進展を目指している。