表題番号:2019R-007 日付:2020/04/22
研究課題「糠床ロボット」の研究開発を通した日本的ウェルビーイング因子分析と理論化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 准教授 チェン ドミニク
研究成果概要
本年度は、本研究で提案しているHuman-Microbe Interactionモデルのさらなる検証を行い、ぬか床ロボット「ヌカボット」の精緻化と機能改善を継続した。2019年3月から9月まではイタリア・ミラノで開催されたMilano Triennale "Broken Nature"展に招待展示を行い、東京の渋谷ヒカリエで4月から6月まで開催された展示「Fermentation Tourism Nippon 発酵から再発見する日本の旅」においては第2世代のバージョンを制作、展示した。
また、The 2019 Conference on Artificial Life 2019にヌカボットの設計についてまとめた論文が採択され、口頭発表を行ってきた他、本研究の哲学的な側面についての論考が雑誌『ゲンロン10』(株式会社ゲンロン)に掲載された。