表題番号:2019Q-055 日付:2020/04/04
研究課題カメラからの映像情報を入力とした完全自動3次元スポーツ解析技術
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 池永 剛
研究成果概要
技術面から高度なバレーボールの戦略立案を可能とするシステムの実現を目的として、複数のビデオカメラから撮影した実試合の映像を入力とした種々の解析データの完全自動取得技術の検討を行なった。その結果、GTX1080Tiを用いることにより97%の追跡精度を保ったまま12人の選手を60fpsで追跡可能な技術、ボールや選手の3D位置情報と多視点からの局所特徴を組み合わせることによりバレーボールのプレーの質を自動評価可能とする技術、レシーブの反応時間を94%の精度で取得可能な技術、スパイクの手の高さを7cmの精度で取得可能な技術などを実現した。本研究に関連する成果として、2件のIEICEの英文誌、5件の国際会議に採択された。