表題番号:2019Q-050 日付:2021/09/27
研究課題センサーソフトウェア工学の確立に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 深澤 良彰
研究成果概要
 センサー技術・アクチュエータ技術の発達により、物理世界と密に連携したアンビエントシステムを実現する基盤が整ってきた。このようなシステムは、不具合が生じた場合の社会的な影響が大きいため、従来のシステムと比べて、より高い信頼性が求められる。従って、高信頼なアンビエントシステムを実現するための開発手法を研究する必要性は高い。
 本研究では、センサーを利用した各種のアプリケーション・ソフトウェア(以下、センサー・ソフトウェアと呼ぶ)に適用ドメインを限定した場合に、どのようなソフトウェア工学的手法が有効であるかを究明するとともに、センサー・ソフトウェアの開発に有効はソフトウェアについての研究を進め、公開することにより、多くの利用者に実際に利用してもらった。ただし、本研究を通して、センサー・ソフトウェアは、オブジェクト指向に基づいて開発していくことを前提とした。