表題番号:2019E-104 日付:2020/03/11
研究課題三角ロジックを利用した思考力向上を目指すスピーキング指導の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 本庄高等学院 教諭 細 喜朗
研究成果概要
本研究では、思考力を高めるとされる三角ロジックの概念を英語のスピーキングにどのように取り入れることができるか研究した。三角ロジックは「Toulminの議論モデル」が基となっている。本研究では、この議論モデルの3つの構成要素「主張・結論」「根拠」「論拠」に焦点を置いた。実践研究の手順は次の通り:3つの構成要素に基づいて作成したタスクシート「ピア・レビューシート」を実施する。作成したタスクシートを用いて,お互いのシートを読み合い,3つの構成要素について互いに確認しあう活動を行った。最後に質疑応答活動をペアで口頭練習を行うことで,三角ロジックの概念をスピーキング活動に取り入れることが可能となった。