表題番号:2019E-081
日付:2020/03/17
研究課題近年の金融面の各種施策を受けた金融市場の構造変化:理論・実証・実験アプローチ
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 国際教養学部 | 講師 | 篠 潤之介 |
- 研究成果概要
- 本研究では、近年の金融面での各種施策や日本銀行の緩和的な金融政策が、本邦金融市場の構造や投資家行動にいかなる影響を及ぼしたのかについて分析を行い、政策的な含意を導出した。特に、近年の緩和的な金融環境が、これまで構造的な不安定性を指摘されてきた<固定金利方式の資金供給オペレーションにおける投資家の入札行動>が、これまでのところ安定的に推移していることに対し、どの程度プラスの影響をもたらしてきたのか、について実験分析を行い、理論分析との関連を考察した。