表題番号:2019C-711
日付:2020/03/17
研究課題温度依存的タンパク質制御法の開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 岡野 俊行 |
- 研究成果概要
温度情報を分子情報に変換する変換素子を創成し、温度に依存して分子間相互作用を自在に制御することができれば、温度情報をもとに分子制御を行うことが可能となる。本研究では、申請者らが最近開発した、温度応答ペプチドを利用したタンパク質制御系(THETA system) [Miura et al., Commun. Biol. (2019)]の応用を目指し、新たな生体分子操作の共通基盤を構築することを目指した。具体的には、THETA systemを構成するTHETALおよびTHETASを異なるリンカーで結合した複数のタンデムリピートタンパク質を多数作製し、相互作用と安定性を調べた。