表題番号:2019C-702 日付:2020/04/09
研究課題購買履歴データを活用したユーザー行動分析に関する次世代の基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 助手 楊 添翔
研究成果概要
本研究課題では,企業の年間売上を上げるため,非優良顧客の購買行動を向上させる施策や経営判断ための技術を開発することを目的としている.電子商取引サイトや実店舗を営む企業のデータベースに蓄積されていて新たに層別されたユーザのID-POSデータを対象とし,顧客の購買履歴から優良顧客と非優良顧客を定義してデータから学習を行い,顧客が非優良顧客から優良顧客までの潜在的な成長要因を発見できるような手法を提案した.さらに,優良顧客と非優良顧客の異なる定義の仕方により,顧客成長パターン間の要因の違いを発見する方法も提案した.令和元年度には,株式会社良品計画から提供された顧客購買履歴データで実験を行い,提案手法の有効性を検証した.