表題番号:2019C-695 日付:2020/04/08
研究課題拡張クロスモダリティとダイバーシティ体験
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 河合 隆史
研究成果概要
本研究課題では、バーチャルリアリティ(VR)技術における新たなアプローチとして「拡張クロスモダリティ」という概念を提唱し、その要件や有効性について実証的な検討を行った。拡張クロスモダリティとは、「所望する感覚や体験に伴う生体情報を、感覚刺激として解析・変換・表現する」アプローチである。
拡張クロスモダリティの実証的な取り組みの過程において、他者の身体機能や精神状態の対象とし、スポーツ選手の感覚や体験の解析・変換・表現を選定した。具体的には、本学オリンピック・パラリンピック事業推進室等との連携により、フェンシング選手に乗り移ったかのような体験を意図したVRシステムについて試作・評価を行った。