表題番号:2019C-678
日付:2020/04/01
研究課題不正主体とコーポレートガバナンス主体の間の関係性を考慮した実証分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 助手 | 柴野 良美 |
- 研究成果概要
- これまでに不正会計とコーポレートガバナンスに関する研究を進めている。本研究はこれまで蓄積した研究を発展させたものであり、コーポレートガバナンスの制度が、性質の異なる企業不正の主体に対して有効に機能するのか否かを、企業不正の主体とガバナンス主体の関係性に着目して、実証的に分析することを目的としている。
本年度は、企業不正の主体とガバナンス主体の関係性に関する先行研究のレビューを進めることにより、研究の方向性を明確にする作業を行った。また、データ分析のために企業不正の主体およびガバナンス主体に関する詳細な情報が必要になることから、企業の開示資料や書籍からデータを収集し、既存のデータベースを拡張する作業を進めた。