表題番号:2019C-673 日付:2020/03/02
研究課題協同学習初学者である小学5、6年生が協同的な学びを形成するプロセスについての研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 助手 遠田 将大
研究成果概要
 本研究の目的は,問題解決が停滞した場面及び問題解決に至った場面の談話を比較し,話し合いが活性化するために必要となる要素について明らかにすることであった。公立の小学6年生1学級に協同で問題解決する機会を提供し,その中のある1班の活動中のやり取りについて談話分析した。その結果,停滞していた話し合いから問題解決に至る談話場面では,あいまいな部分が明確化され,それを根拠に意見が提示されるという社会的相互作用が確認された。