表題番号:2019C-657 日付:2020/02/19
研究課題デザイン保護法制の立法提言に向けた比較法的検討に係る準備的検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 高林 龍
研究成果概要
 意匠法を再検討し、日本におけるデザイン保護法の具体的な立法提言のとりまとめを通じ、デザインプロセスの理解に基づくデザイン保護法の理論の創出を目的とする科研費研究課題に関連して、本研究は比較法的見地からの検討の補完を目的としていた。
 2019年9月のCofemel事件先決裁定を契機に、著作権による応用美術保護についての検討が必要となり、Pollaud-Dulian教授(パンテオン・ソルボンヌ大学)を招聘して、シンポジウム「応用美術保護の再検討―近時のCJEU判決を背景として―」(2019年11月16日)を実施した。デザイン保護法と密接な関係にある著作権保護につき近時の重要な動きを検討できた。