表題番号:2019C-641 日付:2020/02/12
研究課題「法と文学」理論を日本近現代文学に応用するための基礎研究:東京裁判を中心に
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 講師 金 ヨンロン
研究成果概要

本研究は、東京裁判を描いた日本近現代文学を対象にし、「法と文学」議論の応用可能性を探ることを目的にしている。2019年度は本助成費を受けることで、様々な国際学会およびシンポジウムにて、積極的に研究成果を発信することができた。上半期には、マカオ大学で開かれたInternational Comparative Literature Associationおよび、ハワイ大学で開かれた国際ワークショップに参加し、下半期には、フランス国立東洋言語文化学院にて国際シンポジウムに参加し、U C L Aにて開かれた国際シンポジウムに参加した。そのことで、東京裁判を描いた文学を扱う際に必要とされる学際的研究の方法に関する様々な助言を得ることができ、研究を継続するうえで、具体的な方向性を模索することができた。