表題番号:2019C-616
日付:2020/04/09
研究課題非母語話者間の効果的音声コミュニケーションのための英語音声自動評価システムの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 国際学術院 国際教養学部 | 教授 | 近藤 眞理子 |
(連携研究者) | 国際教養学部 | 教授 | DETEY Sylvain |
(連携研究者) | GEC | 専任講師 | 小西隆之 |
(連携研究者) | Archean LABS & ALAIA Laboratory (国立科学研究センター), France | 主任研究員 | FONTAN Lionel |
(連携研究者) | Archean LABS & ALAIA Laboratory (国立科学研究センター), France | 研究員 | LE COZ Maxime |
- 研究成果概要
日本語訛の英語の流暢さの自動評価システムを構築するために、まず人による評価を行い、それを基に自動評価システムを構築した。この評価システムを使って、別の日本語訛の英語音声の自動評価を行い、人間による評価と機械による評価を比較検証した。
日本語話者と英語話者の英語発話を、英語話者が”流暢さ”の評定をし、その評定結果を元に流暢さの自動判定システムを構築した。この自動判定システムによる別の日本語訛の英語の評定値を、異なる16名の評定値との比較したところ、まあまあ高い相関を得られた(r=0.65)。これらの結果から、今回構築した自動判定システムの日本語訛の英語の流暢さの評価は、ある程度信頼度が高いといえる。