表題番号:2019C-614 日付:2020/04/03
研究課題短時間仮眠がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 助教 塩田 耕平
研究成果概要
本研究の目的は、健常な若年成人を対象として、短時間仮眠の有無による運動・心理パフォーマンスの影響を検討することであった。この目的を達成するため、ロードセルおよびシグナルコンディショナーを用いた等尺性肘屈曲力発揮の変化を測定し、精神性疲労の指標としてのフリッカー測定器を用いた知覚閾値との関連性について検討した。結果として、等尺性肘屈曲力発揮およびフリッカー測定器による知覚閾値は、短時間仮眠の影響を受ける可能性があると考えられた。
今後は、これまでに蓄積されてきた身体運動および睡眠に関するデータとの関連性についても検討した上で、短時間仮眠の影響についてより詳細な分析を行う予定である。