表題番号:2019C-613
日付:2020/03/18
研究課題個人の形態に即した最適な跳躍動作の探索:動作の個人差を科学する
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 助教 | 佐渡 夏紀 |
- 研究成果概要
形態の個人差に即してパフォーマンス最大となる動作が異なるという仮説検証を最終目標としている。仮説検証には形態測定と動作測定を組み合わせた分析を想定し、計測の為の方法論整備を行った。
DIXON法で取得された水・脂肪強調画像から、matlabで各身体部分の皮質骨・筋・脂肪という異なる3つの組成を同定する手法を構築した。続いて、高精度な動作測定を目指して関節中心の同定法を検討した。特に機能的手法が用いられていない足関節の幾何学的回転中心を検討した。実際の回転中心は従来法から前方内側であり、背屈・内反トルクの過小評価、底屈トルクの過大評価を引き起こしていた。
以上の、目的達成のための高精度な測定手法が可能となった。