表題番号:2019C-596 日付:2020/04/02
研究課題身体活動を伴うヨガの実践による脳の変化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 大須 理英子
(連携研究者) 人間科学学術院通信過程 学部学生 津野 千枝
(連携研究者) 東京工業大学 特任助教 緒方 洋輔
研究成果概要
メディテーションによる効果や、その神経基盤についての研究は盛んに行われ、精神疾患などの治療に使われるまでになっている。また、身体活動によって海馬や前頭前野の質量が増加することも近年の研究で明らかになっている。身体活動、呼吸の調整に加え、瞑想の側面も併せ持つメソッドであるハタヨガはそれらと共通する効果や脳構造の変化などが見られことが想像できるが、神経基盤についての研究は少ない。そこで、健常成人のヨガ初心者18名において、3ヶ月のヨガクラスを実践し、クラス開始前と実施した後、磁気共鳴画像装置(MRI)にて脳画像を撮像し、構造画像によりクラス前後の灰白質の容積変化を評価した。