表題番号:2019C-592 日付:2020/02/19
研究課題ハワイ語ラジオ番組を事例とする危機言語の復活とメディア利用に関する会話分析的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 准教授 古川 敏明
研究成果概要
研究協力者からの協力を得て、ハワイ語ラジオ番組カ・レオ・ハワイ(ハワイの声)の文字起こし作業を進め、特にハワイ語の第二言語話者が参与者として登場する相互行為の分析を行った。予備的な分析結果については、6月にシンポジウム(愛知大学)と国際学会(香港理工大学)で、8月に研究会で発表し、それぞれ有益なコメントを得ることができた。また、11月には国際学会(ハワイ)期間中に、研究協力者と面談を実施し、ハワイ語の再活性化運動やハワイ社会の情勢について情報収集を行った。さらに、ラジオにおける言語実践に加え、メディアにおけるハワイ語の特徴を探求することを目的として、ハワイ語新聞の調査も実施した。