表題番号:2019C-586 日付:2020/03/31
研究課題タイにおける対日・対中認識に関する調査
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 助教 タンシンマンコン パッタジット
研究成果概要

申請者の研究課題は主に、1960 年から現在までのタイの対日観と対中観を明らかにすることである。2019年度において、申請者は1960 年〜1990 年のタイの対日観、対中観に関する研究成果を日本国内及び海外の様々な学会、シンポジウムで6回発表した。そして、専門家からのフィードバックに基づき、研究の精度を高めて、学術論文として学会誌や論文集に掲載した。

また、2000年から2018年までのタイの対日観、対中観を明らかにするため、申請者はタイを訪問し、研究の資料として用いる外務省の外交記録、タイの研究機関誌、論文集、新聞記事、学術論文、書籍などを収集した。そして、インタビューの対象であるバンコクとチェンマイの大学の教授を訪問し、インタビュー実施の準備も整えた。2020年度にインタビューを継続したいと考えている。