表題番号:2019C-566 日付:2020/03/15
研究課題老化促進モデルマウスにおける時間栄養学的アプローチ
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 准教授 田原 優
(連携研究者) 早稲田大学 教授 柴田重信
研究成果概要

これまでに、ハンチントン病モデルマウスを用いて、食事時刻の制限が疾患の進行予防に効果的であることを示した。特に、睡眠・覚醒リズムの改善、中途覚醒の改善、心機能の改善、運動機能の低下予防を示すことができた(Whittaker and Tahara et al., JBR, 2018)。本研究課題では、老化促進モデルマウスを用いて、食事時刻の制限(マウスの活動期である暗期のみに食事時刻を制限)の効果を検討した。6ヶ月齢付近のミュータントマウスで、運動機能の低下、睡眠・覚醒リズムの乱れ、活動量の低下を確認できた。現在最初に得られたコホートにて食事時刻制限を継続し、3ヶ月おきに睡眠・覚醒リズム、運動機能の評価を行っている。