表題番号:2019C-534 日付:2020/04/11
研究課題Examining the impact of hybridized corporate governance model on its effectiveness
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 産業経営研究所 助手 鳥田 友起
研究成果概要

本研究は、外因的要因および内因的要因に着目してきたコーポレート・ガバナンスの変化動因に新たな視点である他社のガバナンス改革への取り組みを考慮に入れた実証研究である。具体的には、日本国内において見られるハイブリッド・モデルへの収斂化は、ライバル企業を含めた様々な企業の動きに対応したものであるという前提の元で、研究に取り組んできた。定量分析の結果は、ライバル企業、名声を得ている企業そして主要取引銀行を介して結びついている企業のコーポレート・ガバナンスの動向を参照しながら、自社のガバナンス改革に取り組んでいる可能性が高いという事を示していた。