表題番号:2019C-530
日付:2019/11/09
研究課題Palmer's Grammar of English Words:学習英英辞典への影響と和英辞典への示唆
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 教授 | 山田 茂 |
- 研究成果概要
- Harold, E. PalmerのA Grammar of English Words (GEW, 1938)は、見出し語1000語がアルファベット順に配列された、発信のためのユニークな外国人向け英英辞典である。名詞の可算・不可算、27の動詞型の表示、用例重視など発信のための機能において、Idiomatic and Syntactic English Dictionary (ISED, 1942)を初めとする後の学習英英辞典に影響を与えた。しかし、情報の欠落、発信のためには不十分な情報が認められ、定義に難しい語句、不自然な用例も散見された。有効活用のためには、文法を重視した辞書指導が有用である。