表題番号:2019C-491 日付:2019/11/09
研究課題20世紀初頭キューバのアフリカ系宗教信者による殺人事件の扱いにみる人種主義について
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 准教授 岩村 健二郎
研究成果概要
人種主義の歴史化の試みとして、20世紀初頭キューバの一連の「アフリカ系宗教者」による幼児誘拐殺人事件を対象とし、とりわけ1908年6月にマタンサス州アラクラネスで起こった「ルイサ・バルデス誘拐事件」の各種新聞・雑誌記事、裁判記録の収集と分析のためハバナ大学中央図書館、ホセ・マルティ国立図書館、国立古文書館、ホセ・アントニオ・ポルトゥオンド言語文学研究所、キューバ歴史学院、フアン・マリネーヨ文化研究所、マタンサス地方古文書館、マタンサス司法文書館などで調査、World Newspaper Archiveの電子アーカイブでも資料を収集したものをデジタル化し、資料分析のために一部をデータベース化した。